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『十二夜』

作=W・シェイクスピア
訳=福田恒存
演出=菊池准
出演=金尾哲夫、平田広明、西本裕行、要田禎子、川勝あか梨ほか
6月6日(金)〜25目(水)
次回のシェイクスピアは華やかな喜劇。『アルジャーノンに花束を』や『クリスマス・キャロル』でお馴染みの演出家・菊池准が、恋と笑いの世界へお誘いします。
嵐のために難破した双子の兄妹セバスチャンとヴィオラは、別れ別れになってイタリアに辿りつく。その地で男に姿をかえたヴィオラはオーシーノー公爵に仕え、彼の恋を取り持つことに…。公爵と彼の恋するオリヴィア、ヴィオラ、そしてセバスチャンも加わり、恋の糸は絡み合う。一方、騎士トービーをはじめ、仲間のアンドルー、道化のフェスティたちは、オリヴィアの執事マルポーリョーを巻き込んでの馬鹿騒ぎ。一体、何処に収まるのやら…。シェイクスピアお得意の双子の取り違えによる絡まる恋の系と、大人の悪ふざけ、夏の一夜をお楽しみ下さい。

 

『マーヴインの部屋』

作=スコット・マクファーソン
訳・演出=松本永実子
出演=牛山茂、新村礼子、久保田氏給、寺内よりえ、藤木聖子、竹村叔子
7月11日(金)〜18日(金)
家族とは何でしょう?血のつながりって何でしょう?女性は、子供や老人など家族の犠牲になるのが当たり前なのでしょうか?『マーヴィンの部屋』は、二十年間寝たきりの父マーヴィンと、車椅子の叔母ルースを世話しながら独身で頑張っているベッシーの心の旅の物語です。
ベッシーの白血病発病を機に、疎遠だった妹一家がフロリダの実家に戻ってくる。心を閉ざした甥やキャリア指向のバツイチの妹との交流を通して、家族の意味が問い直され、ベッシーは次第に自分の人生の意味を学んでいく。ベッシーのみつけた答とは?現在公開中の映画『マイ・ルーム』の舞台版、もちろん日本初演です。

 

『アルジャーノンに花束を』

原作=ダニエル・キイス
脚色=菊池准
演出=菊池准、村田元史
出演:未定
9月25日?〜10月6日目
『五番目のサリー』『24人のビリー・ミリガン』で知られるダニエル・キイスの初期の代表作『アルジャーノンに花束を』の舞台化。劇団昴で1990年に初演されるや絶賛を博し、再演を重ねました。一昨年3月にフィナーレを迎えましたが、その後に寄せられる数々のアンコールにお応えして、サンシャイン劇場で再びの上演となります。
キャストは一新いたしますが、より深く人間を見つめようとする普遍的なテーマは変わりません。

 

『クリスマス・キャロル』

作=チャールズ・ディケンズ
脚色=マイケル・パラー
訳・演出;村田元史
出演=未定
12月公演予定
チャールス・ディケンズのクリスマス・ストーリーの名作を、今度は『オセロー』『じゃじゃ馬ならし』『リチャード二世』(以上昴)、昴ザ・サード・ステージ『修道女』や一昨年のミルウォーキー・レパートリー・シアターとの共同公演『沈黙』の演出家、村田元史の演出で上演し、たします。どうぞ、ご期待下さい。

 

1997年度 劇団昴賛助会員募集中

劇団昴と三百人劇場へのご支援をお願い申し上げます。賛助会にご入会なさいますと、劇団昴公演を良いお席、お得な料金でご覧いただけるほか、三百人劇場企画の演劇公演への割引・ご招待、映画上映の割引など、いろいろな特典がざいます。ご入会はいつでもできます。
A 一般賛助会員(1名)■新規15,000円 継続14,000円
B 特別賛助会員(2名)■新規27,000円 継続26,000円
C 団体賛助会員(6名)■70,000円

 

 

 

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